皆様、
おはようございます。
グローバル・ビジネスマッチング・アドバイザー 山本 雅暁です。
12月21日(水)に今年最後となる セミナー;『タイトル名::これからの中小企業の海外進出における課題と対応 ~綿密な事前調査・準備は海外進出を成功させるための第一歩~』 を行いました。
お陰様で、実践的な内容で役に立つとのご評価を頂きました。
今年になって、海外進出に関するお問い合わせや支援要請を多くの中小製造業者から受けるようになっています。理由は、既存顧客(取引先)が海外に移転したり、円高で輸出から採算を確保できないなどによります。
ここで言います海外進出には、輸出を始めるケースと海外に工場などの拠点を移す二つのことが含まれます。
私が今まで行ってきました海外進出に関する中小企業支援の中で一番重要なことは、「集客」、「販路開拓」です。
国内、海外を問わず、集客できないと事業継続が出来ません。集客を安定的に行うには、市場・顧客のニーズを満足させるものが必要です。しかも、他社に対して差異化出来るものでないと、勝ち残れません。
海外に開発や工場の拠点を作ることは、国内事業以上のリスクを伴います。従って、事前に綿密な事前調査を行って、自社の技術・商品で差異化が出来て、ナンバーワンのものかどうか、市場があり、顧客を特定できるか、などのことを明確化することが重要です。
12月21日(水)に行ったセミナーでは、中小企業の社長さんを対象に、なぜ事前調査が必要か、どのように事前調査を行い、どこまで明確にするかなどを中心に説明しました。
本セミナーの内容は、私が日常業務の中で行っている市場調査のやり方を中心に説明しました。
セミナーの詳細についてご関心がある方は、 セミナー;『タイトル名::これからの中小企業の海外進出における課題と対応 ~綿密な事前調査・準備は海外進出を成功させるための第一歩~』 をクリック願います。
事前調査は、インターネット上に存在するデータ・情報(二次データといいます)を活用して行います。理由は調査期間の短縮とコスト圧縮です。
二次データから調査、確認出来ない事項が出た時に、必要最低限のものを調査機関に委託して調べます。こうすることで、ピンポイントの情報に絞って短期間に低い費用で収集できます。
二次データを使って行う調査に王道はありません。しかし、幾つかの観点からより効率的に信頼性の高い二次データを収集・分析出来ます。
この効率的なやり方を、一人でも多くの中小企業経営者や管理者に知ってもらって、自分の業務に活用してもらいたいと考えています。
事前調査終了後に、差異化可能な技術、商品、サービスで事業を行うための行動計画である事業計画を作る必要があります。
事業計画まで作成して、初めて全ての事前準備を終了したことになります。海外進出に関しては、事前調査と事業計画作成の実行が必要です。
このため、2012年度は、以下の切り口からのセミナーを中心に行い、中小企業の社長さんの経営支援をより効果的に行いたいと計画しています。
1.ネット上の二次データを活用した調査・分析の実践的なやり方の理解
2.ネット上の二次データを中心にした海外進出前の事前調査の実践的なやり方の理解
3.新規事業立上のための実践的な事業計画作成のポイント理解
基本的に全てのセミナーを6時間くらいの長さで行い、各受講生にパソコンを操作してもらって、ネット上の二次データをを収集・分析して、自分のノウハウとして理解・確立してもらえるようにします。
ちなみに、現時点で予定されていますセミナーは、以下の通りです。
◆開催日;2012年01月21日
『ネットで入手できるデータを活用した効率的・効果的なマーケティングリサーチセミナー』
◆開催日;2012年02月11日
『6時間で鍛える!「実践的な事業計画作成と効果的なプレゼン力育成」セミナー
◆開催日;2012年02月20日
『海外進出に向けた効果的なマーケティングリサーチの進め方と分析のポイント ~1人1台PC実習付き~』
◆開催日;2012年3月24日
『ネットで入手できるデータを活用した効率的・効果的なマーケティングリサーチ』
来年、1月から3月のセミナーについては、上記以外に計画しているものがあります。詳細が決定次第、順次本ブログ・コラムにて発表いたします。
同時に、 『研修・セミナー開催予定』 も更新しまので、最新セミナー予定はこのページタイトルをクリック願います。
また、2011年度は、合計14セミナーを開催しました。詳細は、『研修実績一覧(2011年度)』のページをクリック願います。
今後とも皆様のお役に役立つセミナー開催を出来るよう、日々精進いたします。
よろしくお願いいたします。
グローバル・ビジネスマッチング・アドバイザー GBM&A 山本 雅暁